あらゆる場面で当たり前のように専門用語が使われるようになってきました。
いざというときに「知らない」「わからない」では通用しません。
恥をかかないためにいま覚えておくといいかもしれません!
IT現場で実際によく使われるものから順に紹介していきます。
専門用語一覧
KGI (ケージーアイ)
Key Goal Indicatorの頭文字を取っています。
日本語では「重要目標達成指標」と呼ばれます。簡単に言うと最終目標ということです!
今月の最終目標が売上1000万円ならKGIは売上1000万円ということになります。
KPI (ケーピーアイ)
Key Performance Indicatorの頭文字を取っています。
日本語でいうと「重要業績評価指標」となります。簡単に言うと中間目標です。
KGIの売上1000万円を達成するために商談を100件やらなければいけない場合は
KPIが商談100件となるわけです。
KGIの下にKPIがあるイメージですね!
B to B / B to C (ビートゥービー/ビートゥーシー)
当たり前に使われるようになってきましたね。「Business to Business」「Business to Consumer」の略です。toを2にして「B2B」「B2C」と表記する場合もあります。
いわゆるお客様が法人相手か個人相手かといことです。
法人営業ならBtoB、個人営業ならBtoCとなります。
UI / UX (ユーアイ/ユーエックス)
主にwebサイトの制作や運用の概念として用いられるUI、UX。「User Interface」ユーザーが使うアイコンやレイアウトなどの見た目のことをいいます。「UIが悪い」というと見た目が悪い、見にくいという意味になります。
「User experience」とは利用者の快適性や操作性のことをさします。
「UXが悪い」というと使いづらいという意味になります。
CV(シーブイ/コンバージョン)
これは知っておきましょう。
「conversion」(転換、変換)から転じて、webサイトなどにアクセスした人が会員や顧客になるなど、成果となること。たとえばショッピングサイトなら商品購入をした人、HPなら資料請求をした人、営業なら商談成功した人のことを言い、その割合をCVR(コンバージョンレート)と言う。
エビデンス
これはそのまま英語の”evidence”から「証拠」「物証」などの意味。
裏付けだとか、元データのことを言いこともあります。「この資料のエビデンスは?」と聞かれれば、元にしたデータや裏付けを伝えるといいでしょう。
ジャストアイディア
英語の”just” (「ただ」「ほんの」)と”idea”(「アイデア」、「思いつき」)から「まだ深く考えていない単なる思いつき」などの意味になります。
「ジャストアイディアの段階ですが」と前置くといいかもしれません。
セグメント
英語の「segment」(「全体の中の一つの区分」)から「市場を細分化するためにニーズ、価値観、年齢、性別などの基準で分けた一つひとつの集団」などの意味。「セグメント」に分けることを「セグメンテーション(”segmentation”)」という。
ナレッジ
ナレッジとは、一般的には「知識」や「知見」といった意味の英語である。
「企業などの組織にとっての有益な情報」などの意味。個人の持つ知識や情報を組織全体で共有し活用する際に用いられる言葉。
「セールスのノウハウはナレッジとして共有しておくべき」のように使われます。
マネタイズ
収益化と覚えれ十分です。
「どうやってマネタイズしているのですか?」「マネタイズはどうしているんですか?」
と聞くと収益の仕組みについて聞いていますね。
ローンチ
ローンチとは、新しい商品やサービスを世に送り出すことである。 日本語では「立ち上げ」「公開」「開始」「発進」などの語が相当する。
「来週の月曜にローンチする予定だ。」と使ったりします。
PV (ピーブイ)
Page View(ページビュー)の略で、Webサイトが開かれた回数をさします。Webサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標の1つとして用いられます。
MTG(エムティージー)
MTGはミーティングのことです。むしろミーティングと言った方が早いですが、文書などではMTGと書かれることもしばしばあります。
ジョイン
join(ジョイン)とは チームや会社、組織などに参加することを意味する言葉です。
「今回こちらの企画にジョインすることになりました」といったような使い方をします。
バッファ
時間、データ、人について、余裕を持たせている部分を指します。
「バッファを考慮している」とは若干余裕を持たせているとい意味になります。
サブスクリプション(サブスク)
端的に言えば、月額課金制のこと。
サービスや製品を一定期間利用することに対して、お金を支払う方式のことを指します。
エッセンシャルワーカー
新型コロナウイルスの影響で最近使われ始めたエッセンシャルワーカーとは
人々が日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている人のことをさします。
主に医療・福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支える仕事をしている方々のことをいいます。
他にも
すこし難しいですが、他にも使われているものもあります。
PDCA
これは聞いたことある人は多いですかね。
生産技術における品質管理などの継続的改善手法 のことをさし、 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することができるフレームワークです。
最近はPDCAは古いとも言われはじめています。
OODA
OODAとは、「Observe(観察)」「Orient(情勢への適応)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」の構成要素の頭文字を取った造語で、OODAループとはこの4つのサイクルを回していくことです。ビジネスはもちろん、あらゆる分野に適用できる戦略の一般理論として、広く活用されている意思決定プロセスのフレームワークです。
VUCA (ブーカ)
VUCAとは、「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の4つのワードの頭文字を取った造語です。
今後の時代をさす言葉として使われはじめました!
おわりに

どの業界でも、どの分野でも専門用語というのはあります。
しかし、ビジネス全体において幅を聞かせてきている言葉を今回は紹介しました。
もちろん、マーケティングやセールス、エンジニア、など部署や職種によっても
様々な用語があると思います。
わからない言葉は放置せず、自身で調べる癖をつけてみるといいでしょう。